五大信頼産業推進方案(2024年~2028年)

五大信頼産業推進方案は、2024年5月20日の総統就任演説において推進が宣示され、半導体、人工知能、軍工、セキュリティおよび次世代通信など五大産業の発展を通じて、台湾を世界の民主技術陣営において不可欠かつ信頼されるパートナーとし、さらにイノベーション主導により各産業の発展を促進し、高賃金雇用を創出するとともに、国家安全およびレジリエンスを強化することを目的としている。
行政院はすでに2025年7月8日に「五大信頼産業推進方案」を承認しており、本会、経済部、デジタル発展部、国家科学技術委員会などの関連部会が積極的に推進している。各産業の推進戦略方向は以下の通りである:
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半導体産業においては、国内IC設計研究開発能力を継続的に強化し、先進半導体の研究開発および試作量産拠点を構築し、さらに企業による先進プロセスおよびパッケージングの発展を支援し、国内のリーディングポジションを確固たるものとする。また、半導体材料および設備の積極的な発展を推進し、我が国をグローバル半導体サプライチェーンにおける主導的地位へと導く。
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人工知能産業においては、AIスマート応用の高付加価値化発展を推進し、デジタル発展部はすでに国発基金と連携して新100億台湾ドルのファンドを設立し、AIデジタル産業への専案投資を行っている。また、政府は国際協力の獲得などを通じて計算力の拡大および低消費電力ソリューションの導入を積極的に進め、我が国のグローバルAIにおける影響力を向上させる。
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軍工産業においては、国産航空機および国産艦艇の開発を継続的に推進し、将来のドローンの軍事および商業用途の発展需要に対応するため、ドローンサプライチェーンを構築し、防衛産業の自主能力および生産能力を強化する。
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セキュリティ産業においては、国内セキュリティ産業が信頼性の高いセキュリティ製品およびソリューションを開発することを支援し、さらにサイバーセキュリティの発展を積極的に推進する。先端技術を掌握し、半導体、軍工などのコア産業へ導入することで、産業のセキュリティレジリエンスを強化し、台湾を世界における信頼できるセキュリティおよびサイバーセキュリティ大国とする。
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次世代通信産業においては、6Gのコア技術研究開発および国際協力を推進し、B5G通信衛星および地上設備を開発し、国際的なクロスドメイン応用と接続し、衛星の垂直応用の発展を加速させ、我が国の全域通信ネットワークのレジリエンスを強化する。